勉強にも参考になる「パレートの法則」 [勉強法一般]


パレートの法則というものを知っていますか?
別名「80:20の法則」など、呼び名はイロイロです。


これはもともと経済分野の経験則で、「全体のの20%が全体の80%の成果をカバーする」という内容です。例えば、


「全体の20%の商品が、全体の売上の80%をカバーする」とか、
「全体の20%の顧客が、全体の80%の利益をもたらしてくれる」


などですね。


これは別な見方をすると、ある程度のレベルに達した後は、ほんの少しだけ結果を向上させるために大きな労力を要することを意味しています。世の中、そういう事が多いです。オーディオシステムなども、ある程度よい音のシステムから音質を少し向上させたいと思ったら、すごいコストがかかったりします。音質を1%向上させるのに、2倍のコストがかかる、など。


勉強も同じような事が当てはまります。試験の合格率90%を95%に高めるために、勉強範囲をとんでもなく広げなければならないことが普通です。パレートの法則的な見方で言えば、比較的少ない勉強範囲で、大半の得点を獲得できる(はずだ)ということです。


もちろん、勉強範囲を絞ればリスクは高まります。勉強量対効果が高くなります。従って、勉強の効率とリスクのバランスをどう適切に持っていくか、という問題なのです。


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