前の10件 | -

具体例での理解と記憶 [勉強法一般]


法則、定理、公式、法律といったようなルールを表したものには、必ず具体例や適用例が存在します。ルール自体を理解するためには、具体例や適用例での理解が極めて重要です。そして、それが記憶するのにも有効なのです。


例えば、高校の物理で習う「慣性力」。加速度運動をしている観測者に働いているように見える仮想的な力についての法則です。電車の中で立っている人が、ブレーキをかけるときに倒れそうになるのは慣性力の例です。また、北半球で台風が反時計回りの渦を作るのもコリオリの力という慣性力の仕業です。こうした例をとともに慣性力の法則を理解することが大事です。


同じようなことは、数学の定理や公式、法律についても言えます。具体例をよく知らずにルールだけを丸暗記しても応用できません。また、ルール自体をすぐに忘れてしまう可能性が高いでしょう。


そもそも法則、定理、公式は具体例の中でルール化できる部分を抽出してまとめたものです。まず初めに具体例ありきなのです。

 


タグ:勉強法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

検討したい、速聴を利用した勉強法 [勉強法一般]


速聴を利用した勉強法は非常に有効であると考えています。音声講座などの教材を速聴するのです。デメリットもありますが、それがクリアされれば大きなメリットが得られます。そのメリットとは・・・


まず、同じ量の勉強(特に復習)を行う時間を大きく短縮できることです。1.5倍のスピードで速聴すれば、2/3の時間で終わります。残った時間で他のことを勉強できますよね。2倍のスピードなら、半分の時間で済みます。同じ時間で比べた場合には、2倍の量を勉強できることになります。


また、人の器官というのは適度な負荷をかけると能力が上がります。筋トレはそのわかりやすい例です。速聴を行うと脳に負荷がかかるので、脳の働きが活性化されることが期待できます。速聴や速読は脳力開発のトレーニング法にもなっています。


さらに、メンタル的な効果も見逃せません。短時間で勉強が進むと、達成感や充実感があります。人によって違いかもしれませんが、ヤル気の維持に役立つでしょう。


一方、デメリットは、自分の勉強したいジャンルの良い音声教材が必ずしもあるわけではない点と、速聴のスピードを変えるには速聴ソフトなどを用意しなければならない点です。この2点をクリアできれば、速聴を利用した勉強法を実践してみてはどうでしょうか。

 


タグ:勉強法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

学習効果の表れ方 [勉強法一般]


正しい方法で学習していても、期待する効果が直ぐに表れるとは限りません。勉強以外のジャンルも含めて、努力に対する効果はいろいろなパターンで表れます。代表的なものとしては、階段状に表れる場合や、一旦凹んでから一気に現れるパターンがあります。(後者は垂直跳びの様子に似ていますね。)


こうした学習効果の表れ方を認識しておくのは有益でしょう。思ったように効果が表れなくても、不要に焦ったり、落ち込んだりするのを避けられるからです。余談ですが、こうした事実を知らないためにダイエットに挫折する人が多いのです。ダイエットも、努力に対して直線的に体重は減りません。


勉強の場合も、適切な方法で勉強しているのが確実なら、それを継続することです。あまり短期間でネガティブになる必要はありません。


それでは、短期間とはどれくらいの長さなのでしょうか?


これは学習する内容によって大幅に異なります。応用の程度が大きいものでは正しい学習法でも時間がかかるので、3か月~半年は様子を見た方が良いかもしれません。試験で言うと長文読解力などがこれに相当します。逆に、単純な暗記で解答できるような試験対策なら、すぐに効果が表れないと駄目です。

 


タグ:学習効果
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

自分を褒める効果 [勉強法一般]


あなたは自分を褒めることがよくありますか?
それとも、褒めることが全くないですか?


同じ結果でも、それをポジティブにとらえる人と、ネガティブにとらえる人がいます。


子供が試験で98点を取ってきても、「何で100点取れなかったの」と、ネガティブな評価しかしない親が大勢います。そのような親に育てられると、自分から何かにチャレンジすることのない人間になってしまうそうです。何をしても怒られてきたので、何もしないのが一番得だという価値観になってしまうのです。


また、自分を褒める人の自己イメージは高くなっていきますが、同じ結果でもマイナスに考える人は自己イメージが高くなりません。むしろ低くなります。


自己イメージは目標を達成するうえで極めて重要です。自己イメージとギャップの大きな目標は、潜在意識が邪魔をするので達成できないからです。


自分を褒めることは、やる気を高める上でも大事です。脳は努力して結果が得られると快感を感じ、さらにやる気を出すものですが、それも自分を褒める感情があってこそです。常にネガティブにとらえていては、脳が快感を感じることはありません。その結果、やる気を高めることができないわけです。


勉強で何かしらの結果が出たら、たとえそれが小さな結果であっても、意図して自分を褒めるようにしましょう。

 


タグ:自己評価
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

勉強にも参考になる「パレートの法則」 [勉強法一般]


パレートの法則というものを知っていますか?
別名「80:20の法則」など、呼び名はイロイロです。


これはもともと経済分野の経験則で、「全体のの20%が全体の80%の成果をカバーする」という内容です。例えば、


「全体の20%の商品が、全体の売上の80%をカバーする」とか、
「全体の20%の顧客が、全体の80%の利益をもたらしてくれる」


などですね。


これは別な見方をすると、ある程度のレベルに達した後は、ほんの少しだけ結果を向上させるために大きな労力を要することを意味しています。世の中、そういう事が多いです。オーディオシステムなども、ある程度よい音のシステムから音質を少し向上させたいと思ったら、すごいコストがかかったりします。音質を1%向上させるのに、2倍のコストがかかる、など。


勉強も同じような事が当てはまります。試験の合格率90%を95%に高めるために、勉強範囲をとんでもなく広げなければならないことが普通です。パレートの法則的な見方で言えば、比較的少ない勉強範囲で、大半の得点を獲得できる(はずだ)ということです。


もちろん、勉強範囲を絞ればリスクは高まります。勉強量対効果が高くなります。従って、勉強の効率とリスクのバランスをどう適切に持っていくか、という問題なのです。


タグ:勉強法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

受験勉強と模擬試験の活用 [勉強法一般]


受験勉強は目的がはっきりしています。合格すれば成功、そうでなければ失敗というように、評価の基準が明確です。言い換えれば、熱心に勉強して知識を増やし、試験問題を解ける力があったとしても、実際に合格点を取れなければ意味がないわけです。


実は、普段自宅などで問題が解けるのと、試験会場で問題が解けるのにはギャップがあります。それは問題を解く際の条件や環境が異なるからです。


普段の勉強において時間を計って問題を解いていないのは論外としても、本番では普段通りのスピードで解答できないことが多々あります。たいていは精神状態の違いによるものです。いつもと違う環境やプレッシャー、緊張などから集中できなくなってしまうんですね。


その程度は人によって違います。ナイーブな人ほど強く差が出るでしょう。


しかし、何回も試験を経験し、場馴れすればある程度は普段通りの力を出せるようになります。そのためにも模擬試験を積極的に受けるのが大事です。模擬試験は合否判定に目が行きがちですが、それ以上に、力を出し切るための練習の場として重要です。

 


タグ:受験勉強
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

マインドマップにまとめてみよう [勉強法一般]


例えば、英単語をスペルと読みと意味を1:1:1で覚えるのは、「点」としての知識を獲得することです。しかし、「点」としての知識だけでは応用が効かず、試験問題を解くこともほとんどできないでしょう。


使える知識とは、多くの「点」としての知識が「線」でつながった「ネットワーク」としての知識なのです。


例えば、1つの英単語に対して、


その反対語は?
類義語は?
熟語は?
代表的な例文は?


といった感じで知識が「ネットワーク」状になっていないと応用問題は解けません。


こういった「ネットワーク」をコンパクトにまとめることができるのがマインドマップです。当然、マインドマップにまとめた内容は記憶しやすい形になっています。


受験勉強に使えるツールですので、マインドマップを活用してみてはどうでしょうか。


 


nice!(1) 
共通テーマ:資格・学び

バイノーラルビート、おすすめアプリ [勉強法一般]


音で脳波をコントロールし、集中力や記憶力を向上させることができるバイノーラルビート。


バイノーラルビートのアプリは数多くあり、作業に集中したいときや睡眠時に効果的なものなどさまざまにあります。


BANZAI LABSという海外の会社が提供しているアプリは集中したいときや記憶力を高めたいときにおすすめ。


「Brain Wave-30 Advanced Binaural Brainwave Entrainment」 は一点集中できると評判で、学習効率のアップを図ることができます。


言語は英語のみですが、それほど難しい表記ではないので容易に設定・利用することが可能です。


またJ-DATAが提供しているGenilaxも作業に集中したいときに効果があるアプリとして多くの方に利用されています。こちらのアプリは日本語・英語に対応しています。


バイノーラルビートは他にも動画サイトやCDなどで聴くことができます。
自分のスタイルに合わせて利用すると良いでしょう。


受験勉強や資格取得の学習にバイノーラルビートは有効とされており、その効果は科学的にも実証されています。


 


nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

Eラーニング教材の選び方 [勉強法一般]


受験勉強や資格試験の準備、語学学習を効率よく進めるために、Eラーニングはとても便利な教材です。その中でも、特に良い教材を選ぶためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。


まずは、何といってもEラーニングの質です。
自分の考える勉強法にあっている教材を選ぶようにしましょう。


例えば、時間はかかるが濃い内容が良いのか、短い時間で区切りつつ進めていけるタイプの教材が良いのか、などの視点で考えると良いですね。


また、Eラーニングは双方向性の高い学習教材なので、バックアップ体制が整っている商品を選ぶのもおススメです。定期的にメールが送られてきたり、テストがあったりする教材だと、自分でもモチベーションを高められて良いかも知れません。


使用できる端末の種類で選ぶ事も大切です。PCでしか使えない教材だとどうしても学習は自宅の身になってしまいがち。携帯やスマホでも使えるなら、より時間と場所にとらわれず、自由に学習ができます。


nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

スポーツ選手に好評の呉真由美さんの速読法 [勉強法一般]


速読法は想像以上に活用範囲が広く、意外なジャンルでも取り入れられています。そんな例を紹介しましょう。


最近は速読がスポーツの世界に取り入れられています。


例えば、横浜ベイスターズ三浦大輔さん、埼玉西武ライオンズ佐藤友亮さん、総合格闘技の大山峻護さん、FCカーニョという埼玉のサッカーチーム、フットサル大阪吹田クラブの方たちも速読法を実践しておられます。


スポーツ選手には調子の良い時と悪い時がありますが、速読訓練で脳の状態を上げておけば、調子の良い状態を常に保つことが出来るからなのです。


例えば、埼玉西武ライオンズ佐藤友亮は、コーチに「脳開、速読コンサルタント」の呉真由美さんを迎えて、その速読法を実践しています。


半年ほど続ければ、スポーツ選手に限らず、誰でも150キロの高速ボールが打てるそうですよ。


そんな今話題の呉真由美さんの速読法をご紹介しますので、是非やってみてくださいね。


速読の訓練の前に、今自分がどのぐらいの速さで本が読めるのかを計測します。
1分間で読めた文字を数えて記録します。


次に目のストレッチ。


まず、目の左右、上下に立てた人差し指を顔を動かさないでパッパと交互に見ます。
左右、上下とも6秒ずつ行います。


その後、右の人さし指を顔から10cm離して目線の上に、左の指は顔から30cm、右手からは20cm離します。


奥、手前、奥、手前と交互に6秒見ましょう。
指を変えて同じように6秒見ます。


準備が整ったら、いよいよ速読トレーニング。


6秒間で意味が理解出来ないスピードで、目で文を追います。
進んだところをチェックしたら、もう一度目でさっと文を見ます。
どんどんスピードを上げて3回行いましょう。


次に、文字をたくさん見るトレーニングをします。


本を開いたら、縦書きなら右の両端を視野にいれて、視線をすっとずらして全体を素早く眺めます。6秒したら休んで、スピードを上げながら3回してくださいね。


最後に再び速度をチェック。


最初に読んだのと同じページを1分間読んで、その文字数を記録しましょう。
読めた文字数が増えると嬉しくてまた頑張ろうという気になるもの。
楽しく、毎日この速読法を続けてくださいね。


 


タグ:速読法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。