具体例での理解と記憶 [勉強法一般]


法則、定理、公式、法律といったようなルールを表したものには、必ず具体例や適用例が存在します。ルール自体を理解するためには、具体例や適用例での理解が極めて重要です。そして、それが記憶するのにも有効なのです。


例えば、高校の物理で習う「慣性力」。加速度運動をしている観測者に働いているように見える仮想的な力についての法則です。電車の中で立っている人が、ブレーキをかけるときに倒れそうになるのは慣性力の例です。また、北半球で台風が反時計回りの渦を作るのもコリオリの力という慣性力の仕業です。こうした例をとともに慣性力の法則を理解することが大事です。


同じようなことは、数学の定理や公式、法律についても言えます。具体例をよく知らずにルールだけを丸暗記しても応用できません。また、ルール自体をすぐに忘れてしまう可能性が高いでしょう。


そもそも法則、定理、公式は具体例の中でルール化できる部分を抽出してまとめたものです。まず初めに具体例ありきなのです。

 


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